指導方針

(1) 豊かな大きい人間をつくること。
それぞれの性格や性質によって、特性を生かしたり
矯正しながら、生徒に合った教育を目指します。
人前で話せない子には声を出す機会をつくってあげ
たり、動作の遅い子にはてきばきやるように指導し、
言葉遣いや態度等にも気を配る授業をします。
(2) ソロパンの技術と計算能力の向上。
技能としてのソロバンをまず指で覚えることから始め
そこからなぜこうなるのかを子供に理解させて反復
練習をしていきます。子供達が自分でもやれば出来
るんだという自信や正しい答えを得たときのうれしさ、
そういう気持を大切に育ててやりたいと思います。
(3) 限られた時間で自分の能力を発揮すること。
ソロバンの級は定められた問題を制限時間の中で
計算し、一定の正答を得ないと合格できません。
人間はいつも緊張しているわけにはいきませんが、
何かをやるとき自分の能力を発揮しなければなら
ない場合が多くあります。小さい頃からの修練で
そういう時の一助になればいいと願っています。
(4) 数観念の養成。
世の中から数字をなくすことは不可能ですから、
数に強いことがいかに重要であるかは明らかです。
しかし、数に対する概念は一朝一夕に出来るもの
ではありません。人間は「考える」という比類のない
能力をもっていますが、それは絶えず刺激によって
鍛練しなければいけないのです。
(5) 小さな共同体。
塾では同級生、同地域に限らず色々な子供が一緒
に勉強しています。上級生に導かれる時もあれば、
思いどおりにいかなくてふくれている時もあります。
いろいろな経験をしながらそれぞれ成長し、月日が
たつにつれて親密感連帯感が生まれます。まさに
一般社会の縮小版といえます。授業を学年別でなく
能力別にしてあるのはそういうことも考慮に入れて、
合わせてより効果的な授業を目指しています。

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